
マツシタホームの家は、日本伝統の木造軸組工法のしなやかな強さと、ツーバイフォー工法の面の強さ、鉄骨構造の接合部の剛性の高さ、各工法の良い部分を組合わせた理想の木造工法であるハイブリッド軸組工法を採用。さらに高層ビルに採用されている先進の制震工法をプラスした、ハイブリッド制震工法もご用意いたしました。頑強な基礎構造とも合わせ、地震や台風などの災害から住む人を守ります。
優れた耐震性を持つハイブリッド軸組工法をはじめとする頑強構造で
大切な家族と財産を災害から守ります
最高レベルの耐震性を持つハイブリッド軸組工法
非常に強度の高いEW(エンジニアリングウッド)の柱・筋交いによる「木造軸組工法」、ツーバイフォー工法の「構造用面材」、鉄骨造の接合と近く、科学された接合工法「金物工法」、各工法の長所を融合させたハイブリッド軸組工法を採用しています。大切な家族と財産を守り、長く安心して住み続けられる住まいを実現。もちろん、住宅性能表示制度の構造の安定性で最高等級をクリアしています。

品質の安定した
EW(エンジニアリングウッド)を採用
木は、高い引張り・圧縮強度、乾燥状態にあれば1,000年以上ともいわれる耐久性、意外なほどの耐火性、調湿機能などの高い性能を持った住宅材料です。そして、さらにこれを進化させたのがEW(エンジニアリングウッド)です。強度に影響のある節の部分などを取り除き、木の良い部分のみを取り出して板状にして乾燥させた後に、繊維方向を合わせて強力な接着剤で接着。そして再度乾燥させた後、表面をプレーナーで削って材寸を揃えてから出荷されます。ここまで手間やコストをかける(同じ樹種であればEW材は無垢材よりも高価格)のは、木の短所である、杢目や節による品質のバラツキを克服し、設計強度も無垢材の1.5倍になるからです。マツシタホームでは、主要構造材の全てに品質の安定したEWを採用しています。
耐力壁は建築基準法の規定の1.5倍以上、
床倍率は3倍以上を社内の最低基準としています

地盤と基礎を別にして考えた場合、住宅の耐震性で最も重要な部分は、1階および2階の耐力壁の量とバランス、そして2F床の剛性です。耐震性は、耐力壁量が建築基準法(阪神淡路大震災後に同規模の地震に耐えるよう改正されています)の必要壁量に対しX方向とY方向それぞれ何倍か、床倍率が何倍かが目安になります。マツシタホームでは、耐力壁は建築基準法の規定の1.5倍以上、床倍率は3倍以上を社内の最低基準とし、全ての家で高い耐震性を確保しています。
サビに強く将来にわたって安心な
オリジナルステンレス釘

補強金物や木材同士を留める釘は、線材と呼ばれる通り鋼材としては細いため、サビが進行すると強度が大幅に低下してしまうことがあります。水廻り付近、1階の外壁下部などで、サビが進行することはよくあることなのです。マツシタホームでは、安全性にこだわる会社だけが使用する高価なステンレス(SUS304)釘を特注製作までして使用しています。サビによる強度低下を防止し、安全性がいつまでも続く仕様です。
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耐震だけでは不安な方のために
「ハイブリッド制震工法」もご用意
東京大学、文部科学省・防災化学研究所、清水建設の3者で共同開発された制震工法を、業界でいち早く採り入れ、ハイブリッド工法と組み合わせました。この制震工法は、高層ビルの制震用に開発されたガムのように強い粘りを持つ厚さ1mmの粘弾性体を柱や梁の軸組と構造用面材の間に介在させ、地震の振動エネルギーを吸収することで、建物の応答変位(建物の変形)を約半分にします。また、本震、余震が繰り返された場合、一般の木造住宅は釘やビスが緩んでしまい危険なことがありますが、この制震工法を採用した住宅では繰り返しの地震にも耐震性能が低下することはほとんどありません。 ※選択仕様
大きな地震が起こり、建物が振動すると木ネジが揉まれて柱や梁から剥がれてしまいます。また繰り返される余震で、ネジ付近の穴がどんどん大きくなります。しかし、粘弾性体を介在させることで、地震の揺れをテープが吸収します。 |
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鉄筋も基礎寸法も一般の木造住宅よりワンサイズ上の頑強な防湿ベタ基礎

住まいを支える基礎は、地震時には地盤の動きにも、上部構造の動きにも耐えることが要求されます。マツシタホームの基礎は、これまでなかった規模の地震にも耐えられるよう、一般の木造住宅に比較して頑強な設計となっています。基礎形状も、安全上の余裕を考慮し、標準でベタ基礎を採用。ベースコンクリート厚17cm、基礎底盤の鉄筋は13mm筋を150mmピッチで配しています。立ち上がり部分の幅は160mm、鉄筋は主筋が木造住宅最高レベルの16mm筋、その他の鉄筋にも一般サイズよりもひとまわり太い13mm筋を使用しています。強度30N(ニュートン)のコンクリートの採用など、全てが余裕の設計です。
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基礎コンクリートは30N(ニュートン)の高強度なコンクリートを使用しています
マツシタホームでは、本当の意味での「最高の家」をつくるために、技術面でも妥協しません。基礎コンクリートには、30N(ニュートン)/mm2の高強度のコンクリート(24N/mm2が一般的)を採用。1m角(1m2)あたりだと30t(乗用車20〜30台分)の重さに耐えられる強度があります。また、鉄筋コンクリートの耐久性は、鉄筋の酸化によるサビを防止する役目を果たしているアルカリ性のコンクリートが、経年により表面から酸化していく速度により決まります。その酸化速度は高強度なコンクリートほど遅くなり、一般的な24Nでは65年の耐久性能であるのに対し、マツシタホームの使用する30Nは100年と規定(日本建築学会)されている高耐久のコンクリートです。 |